ランドセルを選ぶ際に見逃してはいけないポイントの1つに、
「安全性」という項目があります。

‘危険なランドセルがあるのか！？’
と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、
安全性にあまり配慮していないランドセルがあるのも事実なのです。


まず1点目としては、「防犯ブザー対策」です。
現在は、多くの小学生のが防犯ブザーを携帯して登下校しています。
この登下校の際に万一のことがあれば、
防犯ブザーを使用しなくてはいけないのですが、
ブザーをすぐに使える状態にあるかどうかが重要なのです。

一部のランドセルについては、防犯ブザーを取り付ける箇所がなく、
仕方なく取り出しにくい箇所にしまって歩かざるをえない場合があります。
これでは万一の際の防犯ブザーの意味がありません！
やはり、防犯ブザーがいざという時にすぐに使用できるように、
肩ベルトにブザーを付けられるランドセルがベストです。


次に2点目として、「反射帯」です。
小学生とはいえども、場合によっては日が暮れた中で
夜道を歩くこともないとは言えません。
ただでさえ身長が小さく目立たない小学生は、
車の死角に入ってしまいがちで、夜間の歩行は危険と隣り合わせ。
大人でも夜間の歩行は危険なのですから、
小学生であればなおさらです。

そんな夜間の歩行時の事故を防ぐための対策が、
ランドセルに反射帯を付けることなのです。
車のライトに光る反射帯を見たことがあるはずです。
自転車やバイクの後ろにも必ず付いていますからね。

これが標準的にセットされているランドセルは、
安全性に配慮されていると考えて間違いありません。
正面や脇など数か所に分かれて、
セットされているものがなお良いですね。
仮に付いていなければ、買って自分で貼るのも一つの手です。


最後に3点目として、「荷物フック」です。
小学生は、上履きや給食の白衣や体操着など、
ランドセルの脇のフックを活用する場面が多々あります。
実は、あのフックにかけた荷物が車やバイクに引っかかって、
思わぬ事故につながっていることがあるのです。
フックが頑丈にできていて、
衝撃に強過ぎるのも逆に危ないのです。

荷物フックには、一定の強さがかかった場合には、
自動的に外れるものが安全性に優れています。
万一、何かに引っかかってしまった場合であっても、
すぐに外れれば大惨事には至りません。
ちょっとした点ですが、このような部分にそのランドセルの
安全性への配慮をうかがい知ることができるのです。


以上の3点に注目して、6年間使うことのできる
安全性に配慮されたランドセルを選んでみませんか？