「ランドセル」について何も知識がないという方は、
おそらくいらっしゃらないと思います。

ランドセルは、日本の多くの小学生が通学時に教科書、ノートなどを
入れて背中に背負うかばんのことです。
かなり昔からランドセルは使われていたようですので、
見たことないという方はいませんね。


現在も多くの小学生がランドセルで登下校していますが、
これはあくまで社会的な習慣であり、ランドセルの使用を
義務づけている地域・学校はほとんどありません。
多くの小学生が今も背負っているので、
選択肢がないような感じもありますけどね。

義務がないということで、最近では軽量でデザインも自由な、
ナップザック等に切り替えている保護者も増えているようです。
ランドセルに比べて安価ですからね。


ただ、ランドセルも、材質はかつての「牛革」から
軽量で汚れに強い「人工皮革」へと変化しています。
また、かつての「男子は黒、女子は赤」という常識がなくなり、
パステルカラーのランドセルが販売されるなど、
児童の通学かばんは多様化が進んでいます。
カラフルなランドセルのＣＭも多く流れいますよね。

現状は、
「入学祝いに祖父母に買ってもらう」というパターンがなお多く見られ、
いまなおランドセルは小学生の象徴として機能しています。